1999年より活動。シカゴという“音響派”出身ならではの繊細な音作り、ピアノやストリングスの叙情的な響き、そして悲しくも美しい二人の唄心が感動的で、“スロウコア”“サッドコア”の新たなる旗手として脚光を浴びる。05年、Telefon Tel Avivプロデュースによる3rdで音楽的にもセールス的にも大きな飛躍を遂げるも突然活動休止、ソロ活動に入る。08年、初の来日ツアーで復活を果たす。実に5年ぶりとなる本作はTelefon Tel Avivをはじめ、 Bonnie Prince Billy、Pulseprogrammingといった盟友たちが参加。2人の強靭な唄を軸に、様々なコラボレーションを通して生まれた芳醇なトラックが花を添えるという前作からのスタイルが完全に実を結び、5年の不在を埋めてあまりある傑作が誕生した。
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