90年代USインディを代表するギター・バンド、ヴァーサスの中核をなすバルユット兄弟の末っ子であるジェイムスのソロ・プロジェクトとして2001年にNYを基盤に活動を開始。ヴァーサスが休止状態に入った2003年から同じくヴァーサスのメンバーであるパトリック・ラモスとクリス・ディーナーとのトリオとして本格的にバンド化。以降、しなやかに貪欲にポスト・ロックもエレクトロニカも飲み込み、美しきポップ・ミュージックへと昇華した3枚の傑作アルバムをリリースし、4度の来日も全て成功に収める。本作は、2009年に行われる通算5度目となるジャパン・ツアー(残念ながらパトリックは不在)を記念して急遽コンパイルされた、未発表曲、カヴァーなどを収録したスペシャルEP。
|