カリフォルニア在住のシンガー・ソングライター、マーク・ビアンキによる1人ユニット。ハー・スペース・ホリデイとしてリリースした“エレクトロニカ3部作”にて、ある種の達成感を得た彼が、改めて“うた”の力、そして肉体性を獲得するべく、エレクトロニクスをあえて排除、自ら演奏したアコースティックな楽器達をバックに、力強く、高らかに歌い上げている。彼が非凡なトラックメイカーであると同時に、素晴らしいメロディーメイカーでもあること、そしてアーティストとしてネクスト・レヴェルに到達したことを証明するかのように、とてもプリミティヴでジョイフル、シンガロング度の高い、愛すべき歌達が詰まったデビュー・アルバム。 |