宅録の閉鎖的なイメージを開放するというコンセプトのもと、 自由で良質な音楽を追求し続ける7人組室内開放音楽集団による1stアルバム。主に作曲を手がける植野と灰谷の楽曲を素材に、ヴィブラフォンや、フルート、トランペット、クラリネット、トロンボーン、ラップトップなどでカラフルに調理。男女混声のハーモニーが、オーガニックでエレクトロなサウンドに優しく包まれる。グラスゴーからブリストル、シカゴ、アデレードまで、そしてギター・ポップから、エレクトロニカ、ポスト・ロック、チェンバー・ポップまで、国境、ジャンルを越えて、音楽に自由な風を注ぎ込む、その空気そのものが、そのままパッケージングされている。
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