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BIBIO

木曜日, 12月 15th, 2011

イングランドはウエスト・ミッドランズ在住のスティーヴン・ウィルキンソンによる1人ユニット。ユニット名は、幼い頃、父と釣りに行った際に使っていた毛針にちなんで付けられた。ロンドン大学でソニック・アーツを学んでいるときに、エイフェックス・ツインやオウテカ、ボーズ・オブ・カナダなどに出会い、大きな影響を受ける。ボーズ・オブ・カナダのマーカス・イオンによってUSはLAのMush Recordsに紹介され、2004年、同レーベルよりアルバム『Fi』でデビュー。アシッド・フォーク的なギター、ありふれた機材を使ったチープなエフェクト、カセットや壊れたサンプラーなどを使ったフィールド・レコーディングなどによる奇妙な、しかし愛すべき独特なサウンドは、インクレディブル・ストリング・バンドやジョアン・ジルベルト、マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン、トータス、そしてボーズ・オブ・カナダをはじめとしたWarp Recordsの面々を引き合いに出されながら、各誌で絶賛された。Urb Magazineでは”Next 100 Artists”に選出される。2006年には初のヴォーカルにも挑戦した2ndアルバム『Hand Cranked』をリリース。そのアシッドでアンビエントな世界観をさらに深め、気鋭のサウンド・クリエイターとしての地位を確固たるものとした。2007年にはクラークの「TED EP」にリミックスが収録され、また2ndアルバム収録曲がTOYOTAのCMに使用されるなど、話題を振りまく。そして2009年、Warp Recordsへの移籍という噂もまことしやかに流れる中、3rdアルバム『VIGNETTING THE COMPOST』が完成。前作以上にフィーチャーされたヴォーカルをはじめ、新しくも温かい、革新と郷愁を同時に感じさせるようなサウンドスケープを編み出す彼独自の手法が完全に確立。今後益々注目されるよう運命づけられたこの天才プロデューサーの、円熟期の到来を告げる傑作。

BIBIO / VIGNETTING THE COMPOSTE

火曜日, 12月 6th, 2011

イングランドはウエスト・ミッドランズ在住のスティーヴン・ウィルキンソンによる1人ユニット。ボーズ・オブ・カナダのマーカス・イオンの紹介によってUSはLAのMush Recordsより2004年にデビュー。アシッド・フォーク的なギター、チープな機材によるエフェクトやフィールド・レコーディングなど、その奇妙かつ愛すべきサウンドは、インクレディブル・ストリング・バンドやジョアン・ジルベルト、トータスなどと比較されながら絶賛される。2009年、Warp Recordsへの移籍という噂も流れる中、3rdアルバムが完成。新しくも温かい、革新と郷愁を同時に感じさせるようなサウンドスケープを編み出す彼独自の手法が完全に確立した傑作。

LYMBYC SYSTYM / LOVE YOUR ABUSER REMIXED

火曜日, 12月 6th, 2011

デビューEP『Carved By Glaciers』(2005年)が、The Album LeafやMice Paradeの耳に留まり、オープニング・アクトに抜擢される。2006年、Mush Recordより、Jimmy Lavelle (The Album Leaf)や、Dylan Christy (Dylan Group、Mice Parade)等の協力も得て制作された1stアルバム『LOVE YOUR ABUSER』をリリース。そのライヴ・パフォーマンスのすさまじさは「2人バトルス」とも評される。1stのリリースから約1年、本作が完全自主制作によって、緊急リリース。盟友The Album Leafをはじめ、Bibio、Daedelus、The One AM Radioなど錚々たる面子が1stの楽曲を調理した超豪華リミックス・アルバム。名盤の予感がする2ndに、さらなる期待が高まる。