●デジパック仕様
●ハイレゾ・ファイル(24bit/48kHz)のDLコード封入
SONIC-017
¥2,300 (without tax)
2017.03.15 on sale
解説:大久保徹(ライター、元リズム&ドラム・マガジン編集長)
シタールとドラムスによる唯一無二のサウンドを創造する
印洋折衷メタモルフォーゼ・デュオ。
多彩なゲストを迎えた、11年ぶりとなるフル・アルバム。
ヴォーカル、ドラムスの小林拓馬と、シタール、ヴォーカルの鹿島信治によるデュオ。前作より11年振りのリリースとなる今作は、レコーディングに吉田達也(RUINS、是巨人、高円寺百景 他)、ミックスにAxSxE(NATSUMEN 他)、マスタリングにAxSxEと前川和人(Electric Eel Shock)を起用し、持ち味であるライヴでのアグレッシヴさはそのままに、多彩なゲスト・ミュージシャンを迎えることで、小林拓馬の創造するSF的世界観を余すことなく表現し詰め込んだコンセプト・アルバムとして、4年の歳月を掛け丁寧に制作された。結成16年目を迎えたContiの現在過去未来を内包した、正に集大成であり、進化を遂げた未来をも予感させる作品である。
~参加ミュージシャン~
クリ(ex ひまわり)/Vocal etc
マモル(nhhmbase、マモル&ザ・クリティカルヒッツ)/
AxSxE(NATSUMEN、スペースカンフーマン etc)/Programming
∴NEU譲(やまのいゆずる)/Programming、Rap
かわかみえり(やまのいゆずる)/Rap
minakumari/Sitar、Vox
キシノジュンヤ(hopi、the mornings)/Programming
原田仁(ROVO etc)/Bass
小埜涼子(SAXRUINS etc)/Sax
& records online shop特典:この特典のためだけに制作されたスペシャルEP『二人は電気色の空へ / マシンマーチ』のハイレゾ・ファイル(24bit/48kHz)のDLコード
収録曲
01「二人は電気色の空へ / ELECTRIC SKY BLUES」
02「マシンマーチ / MACHINE MARCH」
03「二人は電気色の空へ (インスト) / ELECTRIC SKY BLUES (8BIT ONLY)」
下記店舗にてご購入頂いた方にもお付けします!
LIKE A FOOL RECORDS(新代田)
more records(大宮)
FILE-UNDER RECORDS(名古屋)
FLAKE RECORDS(大阪)
Disk Union(※協賛店舗のみ)
Tower Records(オンライン、渋谷店、仙台パルコ店、京都店、池袋店、名古屋パルコ店、新宿店、梅田大阪マルビル店、札幌ピヴォ店、難波店、秋葉原店、梅田NU茶屋町店、新潟店、町田店、横浜ビブレ店)
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VILLAGE VANGUARD(アメリカ村店、松本パルコ店)
comments
「11年ぶりのContiニューアルバム。前作からはいい意味で変わってなく、けれど曲のバリエーションには大きな変化がある。健在なのは手塚治虫の初期SF三部作の世界観を彷彿させるコンセプト。文明と人類の未来という壮大なテーマを、空想科学なドラマを、Gペンと原稿用紙ではなくドラムとシタールで、変拍子な演奏の背景に活弁士のようなボーカルのセリフを走らせてアグレッシヴにコマを展開してゆく。ちょっと意地悪で、ちょっとひりひりする、けれどユーモアたっぷりに、そして希望は忘れずに。もし彼らが漫画家であったなら手塚文化賞の新生賞あたりノミネートするかもしれない。」
手塚るみ子(プランニングプロデューサー)
「レッド・ツェッペリンも傾倒したインド音楽。大物アーティストたちが度々、インド音楽とロックの融合に挑戦してきた。しかし「East Meets West」 は大概失敗。なぜなのだろう?足して2で割るのではなく、掛け算で新たな音楽を産み出すには、相当に思い切った発想が求められる。その点で「CONTI」はうまく行っていると思う。このアルバムではとてもマニュアルなトリートメントで東洋、西洋両面の音楽を再解釈。変拍子に自然に出入りするアプローチも作品の締りをもたらしている。「MY PERFECT LIFE」のイントロ部分でジェームズ・ブラッド・ウルマーの「ハーモロディクス」と呼ばれる奏法を思い出した。日本のストリートなロックが成熟してここまで来たんだな、とも感じた。本作は楽をしてデジタルに逃げていない。Ableton Liveなどでいろいろと編集したりVSTシンセを加えて「補強」するアレンジも考えられるが、それらをあえてはずしている。ちゃんと一つ一つの音を肉体で奏でようとする、がんばる音楽家の姿勢。MV「NEO UNION」を見れば、演奏の迫力も視認できる。個人的には「CONTINUE」と「200347」いう曲がまっすぐなのでおすすめ。11年ぶりのアルバムというのもすごい。自分も15年ぶりになんか出そうかな、と思った。」
モーリー・ロバートソン(ミュージシャン・ジャーナリスト)
「シタールを使いながら、インド古典と関係のない音楽をする人たち。こういう人たちがたくさん出てくるきっかけになる1枚になったらいいなと。2017年らしい作品だと思う。」
サラーム海上(音楽評論家/DJ/中東料理研究家)
「インドらしいシタールの響きが、ラップ&ロックのリズムにからみつき絶妙に調和。新しいオリエント・ロック!」
蔵前仁一(旅行作家)