& records

●日本先行リリース
●日本盤のみボーナストラック4曲収録（The Smiths、Wilcoのカヴァー含む）

YOUTH-138
￥2,286 (tax out)
2011.11.02 on sale
解説：山上達生（古着屋「KINSELLA」店主）
歌詞･対訳付

Physical

Digital

人恋しくなる秋、数年ごとに届けられる唄声。
シカゴ唄心の最高峰、マイク・キンセラによる通算6作目。

シカゴのポストロック・シーンの支柱的存在ジョーン・オブ・アーク。その中心であるティムの実弟でありドラマーでもあるマイク・キンセラがその素晴らしい唄声を披露するソロ・ユニット。すでに5度の来日を果たし、Charaや坂本真綾もファンであることを公言するなど、日本でも確固たる人気と評価を誇る。2年ぶり6作目となる本作は、ボニー“プリンス”ビリーやアンドリュー・バードなどを手がけるニール・ストロウチの音作りにより、シンプルながら芳醇の極みともいえるサウンドを生み出すオーウェン・マジックはそのままに、さらに、昨年のキャップン・ジャズの再結成ツアーの影響か、これまでになくロックな面も垣間見える、実に魅力的な多層性を持ったアルバムとなっている。

NO PLACE LIKE HOME

　

comments

「OWENの新作、良い意味で変わらぬOWEN印というべきメロディーと歌声が今回も素晴らしい。伝説のEMOバンドCap'n Jazz～Joan of Arcのドラマーとして彼を知ったのはもう15年くらい前のこと。99年にAmerican Footballとして初披露したメランコリックな歌世界に魅了され、その後にOWENを知った。彼の音楽には常に普遍的な美しさと癒し、そして哀しみが鳴り響いている。その世界は聴き手がどんな精神状態の時にも心をフラットにしてくれる、そんな稀有な存在だと僕は思う。70年代にジェームス・テイラーが、80年代にはザ・スミスが孤独な魂に寄り添ったように、僕はこの時代にOWENを聴いていたい」

片寄明人（Great3、Chocolat & Akito）

「今年、個人的にはホラーズの新作と並んでベストの一枚。聴けば聴く程、ソングライティングの素晴らしさ、楽曲の透明感と唄の優しさ、暖かさが胸に沁みこんでくる。美しい傑作だ」

木下理樹（ART-SCHOOL、killing Boy）