2001年よりネブラスカ州オマハで活動する男女混合5人組。2004年、同郷の雄、ブライト・アイズことコナー・オバーストが運営するレーベルTeam Loveの第1弾リリースの1つとして、アルバム『Wild Like Children』にてデビュー。鮮やかかつアートなポップ・センス、男女混声のヴォーカルが織り成すハーモニー、ドラムレスでタップ・ダンサーを擁したユニークなステージワークを武器に、ブライト・アイズ、ライロ・カイリー、ゴー!チーム、オブ・モントリオールらとツアーを行い注目を集める。2005年には同アルバムがUKのMoshi Moshi Recordsよりライセンス・リリースされる。2006年、2nd『ボトムズ・オブ・バレルズ』リリース。同作がV2 Japanよりライセンス・リリースされ、日本でもデビューを果たす。同作を引っさげ、ヨーロッパ、オーストラリア、日本を、CSSやライトスピード・チャンピオンらとツアーし、レディング、リーズ、コーチェラ、そしてサマー・ソニックなどのビッグ・フェスティヴァルにも出演、各地を大きく沸かせる。2008年3月、エレクトロニック色を強めた必殺のアンセム「Beat Control」を、ツアーと通販のみ販売の7”、そしてデジタル・シングルとしてリリース。同年6月、3作目のアルバムとなる『O』をリリース。ブライト・アイズやララバイ・フォー・ワーキング・クラスでもお馴染みの同郷の名プロデューサーであるマイク・モギスのプロデュースによる同作は、キッチュなポップネス、フォーキーな唄心、パンキッシュな勢い等々、彼らの幅広い魅力があらゆるベクトルに爆発しながらも、ひとつの大きな世界観を形成するという、バンドとしての理想的なステージに上がったことを告げる大傑作。V2 Japanの閉鎖などの影響で、半年遅れてリリースされる日本盤には、キラー・チューン「Beat Control」も追加収録する。