UKを拠点に活動するシンガー・ソングライター/コンポーザー/プロデューサーであるMatt Shawによる1人ユニット。バンド名は、Douglas Couplandが1991年に発表した小説『Generation X』から拝借したもの。2002年に1stアルバム『Dazzle Me With Transience』を、微妙にヴァージョンを変えてUK(Superglider Records)と日本(Painted Sky Discs)でリリース。翌2003年には早くも2ndアルバムを『If Just Today Were To Be My Entire Life』をフランスおよびヨーロッパはTalitres recordsから、北米とUKは Hydrid Electric Records からリリースしている。このアルバムでは、Mattのウィスパー・ヴォイス、多彩なディストーション、美しいメロディー、ロー・ファイ・ギター、チル・アウトを演出する電子音、映画的な世界観など、多くの要素が見事に融合されており、高い評価を得た。このアルバムをサポートするために、2003年から2004年にかけて、アメリカ、フランス、スペイン、ドイツ、デンマーク、スイス、イングランド、アイルランド、スコットランドと世界中をツアーして回った。今回レーベルメイトとなったHer Space Holidayとも共演経験がある。また、アルバムの以外にもEPを2枚Superglider Recordsから、2枚Moonpalace records (Spain)からリリースしている他、Melodic (UK), Painted Sky Discs (Japan), Foehn (Spain), Moonpalace Records (Spain) 、 Acuarela (Spain)のコンピにも積極的に参加するなど精力的に活動している。そして2006年、フルアルバムとしては3年ぶりとなる3rdアルバム『SOME LOST BLISS』を、世界に先駆けて& recordsより先行リリース。エレクトロニクスに優しく包まれたMattの繊細な唄心がフルに詰まったまごうことなき最高傑作となった。エレクトロニカが飽和状態を迎え、新たなSSWムーヴメントの喧騒が聞こえてくる現在、より多くの人に彼の唄が響く時代になったと言えるだろう。