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BIBIO
ビビオ

http://warp.net/records/bibio

イングランドはウエスト・ミッドランズ在住のスティーヴン・ウィルキンソンによる1人ユニット。ユニット名は、幼い頃、父と釣りに行った際に使っていた毛針にちなんで付けられた。ロンドン大学でソニック・アーツを学んでいるときに、エイフェックス・ツインやオウテカ、ボーズ・オブ・カナダなどに出会い、大きな影響を受ける。ボーズ・オブ・カナダのマーカス・イオンによってUSはLAのMush Recordsに紹介され、2004年、同レーベルよりアルバム『Fi』でデビュー。アシッド・フォーク的なギター、ありふれた機材を使ったチープなエフェクト、カセットや壊れたサンプラーなどを使ったフィールド・レコーディングなどによる奇妙な、しかし愛すべき独特なサウンドは、インクレディブル・ストリング・バンドやジョアン・ジルベルト、マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン、トータス、そしてボーズ・オブ・カナダをはじめとしたWarp Recordsの面々を引き合いに出されながら、各誌で絶賛された。Urb Magazineでは”Next 100 Artists”に選出される。2006年には初のヴォーカルにも挑戦した2ndアルバム『Hand Cranked』をリリース。そのアシッドでアンビエントな世界観をさらに深め、気鋭のサウンド・クリエイターとしての地位を確固たるものとした。2007年にはクラークの「TED EP」にリミックスが収録され、また2ndアルバム収録曲がTOYOTAのCMに使用されるなど、話題を振りまく。そして2009年、Warp Recordsへの移籍という噂もまことしやかに流れる中、3rdアルバム『VIGNETTING THE COMPOST』が完成。前作以上にフィーチャーされたヴォーカルをはじめ、新しくも温かい、革新と郷愁を同時に感じさせるようなサウンドスケープを編み出す彼独自の手法が完全に確立。今後益々注目されるよう運命づけられたこの天才プロデューサーの、円熟期の到来を告げる傑作。

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