Archive for 2月, 2012

Doit Science

水曜日, 2月 15th, 2012

’02年春、熊本にて、ノイズ/インプロ・ユニット”鬼☆弁慶”が、ナイーヴな駄目青年ドイの更生をもくろみ、無理矢理バンドに巻き込む形で結成される。 よって当初のバンド名は、「Doit Chance / ドイチャンズ」であった。音楽性も、彼のパーソナリティを反映させるべく、Galaxie500~Luna的なナイーヴ・ロックを標榜していた。しかし、あまりの演奏力の無さと、なによりもドイ自身の更生への意思の弱さ、更に、ミック・カーンをフェイヴァリットに挙げるベースの山口が、ベースをフレットレスに改造したため、音楽性の変更と、それに伴いバンド名の変更を余儀なくされる。「ドイ・サイエンス」改名後は、”レッド・クレイオラmeetsレッド・ツェッペリン”的アンサンブルを夢見て、グダグダのテクスチャーと無闇なコーラスの反復練習に励んでいる。’07年11月、自主レーベルmellowsounds worksより1stアルバム『Technology』を発表。 ’10年4月、OWENとTim Kinsella(Joan of Arc)と共演した博多住吉神社能楽殿でのアコースティック・ライヴを収めたCD-Rを発表。 ’11年4月、& recordsの東日本大震災ベネフィット・コンピに上記ライヴCD-R収録曲にて参加。自主企画”Art Blakey”を主催。アート不毛の地・熊本にて、国内外から有名無名問わず、オブスキュアで刺激的なアーティストを多数招聘。これまでのゲストは、FLUID、elevation、Teppohseen、ヨルズ・インザ・スカイ、Accidents in too large field、Micchel Doneda、山内桂、velocityut、California Dolls、一楽まどか、,雅だよ雅、d.v.d、工藤冬里(Maher Shalal Hash Baz)、Fresh!、ドラびでお、勝井祐二、山本精一、RUINS alone、COMBOPIANO、テニスコーツ、電子卓上音楽団、nhhmbase、the guitar plus me、miyauchi yuri、Autumnleaf、worst taste、マクマナマン、Lawrece English、KIRIHITO、PANICSMILE、百景、awamok、Rachael Dadd、Ichi、いんぱらのヘソ、ヒゲの未亡人、cokiyu、倉地久美夫+外山明、アニス&ラカンカ、等々多岐に渡る。

Doit Science / Information

水曜日, 2月 15th, 2012

九州は熊本にて、10年に渡って活動する4人組。緻密かつ反復的かつ脱力的かつエネルギッシュなアンサンブルで観る者聴く者をかつてない快楽へと誘う。一度体験するとクセになるパフォーマンスと、DIY魂あふれる活動に魅せられ、バンドマンの間で、「九州行くならDoit Science」というドイ中毒患者多数発生中。ライヴでもおなじみの4つの新曲を軸に、Sweet Death(腹上死)をテーマに急遽制作された超新曲2曲、さらに既発曲の別ミックス2曲を収録した2ndにしてベスト・オブ・ドイな1枚。

contrarede,& records present THE WEDDING PRESENT Live in TOKYO 2012

火曜日, 2月 14th, 2012

1985年の結成からなんと27年!!なのに何なの、全く衰えるどころか、更に突き進んじゃってるこの圧倒的、爆裂的、最強のギターロックは!!そんなUK 最高のシンガー・ソングライター、デイヴィッド・ルイス・ゲッジを中心とするTHE WEDDING PRESENTの来日公演が決定。オヤジのオルタネイティヴ魂・パンク魂はメラメラと燃え続けているのであります。
更に今回はスペシャルな2DAYS公演として設定。初日はリリースから21周年記念、1991年のサード・アルバム『Seamonsters』の全曲再現含むショーを。今作はスティーヴ・アルビニをエンジニアに迎え、バンド史上最もヒットした名盤中の名盤。一発目「Dalliance」の爆発を考えるだけで今からソクゾクしちゃいますって!そして二日目は最新作『Valentina』を中心とするセットを。3月にリリースされる今作は彼等の9作目。これがですねぇ~、また本当に素晴らしいのです。どっからどう聴いてもTHE WEDDING PRESENT。しかしここまでキャリアがあると金太郎飴的なあんばいも拭えない…と思っていたら、それをも超えるソリッドなギター・ワークとタイトなビート、そしてデヴィッドのヴォーカル~メロディーが大きな魂となってゴロゴロビュンビュンと襲いかかって来るじゃありませんか!刺激的で毒たっぷりなのに同時に温かい。そんなTHE WEDDING PRESENTの現在を感じさせてくれるのです。
とにかくこの二日間はギターでやられっぱなしになること間違いナシ!確実に燃えますよ、FEVERは!!