9か月のインターヴァルで届けられた新曲。
前作に続き、サブスクリプション配信のみのリリース。
今年12月にROTH BART BARONとのツーマン、来年1月にカナダのYukon Blondeを招いて、来年3月にアメリカのMineralを招いて、と、連続して自主企画の開催を発表し、地元金沢で精力的な活動を続けるnoid。9か月のインターヴァルでリリースとなる本作は、前作「80番シアターの閉館」から引き続き、サブスクリプション配信のみのリリース。アートワークは、前作から引き続き盟友ROTH BART BARONの三船雅也の手によるもの。
【『moon』セルフライナー】
この曲のアイデアが浮かんだのはいつだろう?
ボイスメモを遡ると、2018/1/28の『新規録音 128』
あれ…?西暦並び替えたら 128、128、128!
折角なので、そのボイスメモを共有します(子供の声お気になさらず苦笑)
ボイスメモ
残念ながら録音時間は1:02秒。。(そんな事はどうでもよくて!)メンバーに何故か直ぐにこの録音を送った。
必ず4thALBUM収録される予感がしたし、はやくイメージを共有したかった。(こんな事、活動してて滅多に無い)
そんな、1月に産声をあげたアイデアが、1つの完成形となり、10ヶ月後にリリースする事が出来る。という今の状況は、とても幸せな事である。
noidは今まで1st、2nd、3rdとアルバムリリースしてきたが、どうしても10〜12曲作るのに4年くらいかかってしまうから、1曲にスポットをあててリリース出来る今の状況は、大歓迎である。
来月主催する「Magical Colors Night」限定で、この曲『moon』を発売予定。
ROTH BART BARONとのツーマンで、お互いの新曲のリリースパーティー(ROTHはアルバム『HEX』のツアー!)を
今年2月に発売した前シングル、『80番シアターの閉館』に引き続き、ジャケットアートワークは、そのROTH BART BARONのボーカル、三船 雅也に担当してもらった。
彼が言ってた「別の世界に行ける感じ」、そしてお互い思い描いた「夜」のイメージは、一般的な意味での夜では無いけど「これ!」って感じの納得の1枚。感謝。
曲は、ギターのアラビアンなメインフレーズと歌・終始同一の4コードで統一性を保ちつつ、30秒位でどんどん舞台背景や主役をチェンジしていくような、リズム・楽器・フレーズの立ち位置が入れ替わって進行、2:40〜に全員集合・音の配置も相当キワキワな配列。紙一重の共存笑
歌詞も最近はゆーきゃんにお願いしてたのだけど、イメージが強くあったので、今回は自分で。
最初に書いた128 128 128の話じゃないけど、4つめの128、12月8日に、moonについて、ひとつ発表出来るんじゃないか!?ってトピックがある。
どうだろうか、、遅れて1月28日になるのだろうか、将又、8月12日だろうか、、
その辺も併せて、今後のnoidの活動、そして楽曲『moon』をお楽しみください!
2018年11月30日
noid エイジ
「moon」のMVを制作してくださったのは小嶋貴之監督。
& records初期にHer Space HolidayやOwen、folk squat、
YOMOYA等のMVを数多く手掛けて頂き、黎明期のレーベルを支えてくれた監督で、
ご一緒するのは、2012年リリースのタラチネの「百景」以来。
6年ぶりのタッグになります。
noidからの熱烈なリクエストに応えて、すっかり売れっ子になった小嶋さんに
久しぶりに連絡をとってみたら、以前と変わらぬ調子で、
Her Space HolidayやOwenの時のように、
日本とアメリカ、東京と金沢、距離が離れていて、
メンバーを撮影できないことを逆に活かしたアイディアを出してくれました。
小坂由布紀氏の素敵なイラストと相まって、
とても美しいMVが完成しました。
敬愛するアーティスト、クリエイター達が繋がりあって
新たな作品が創造される現場に立ち会えるのは
レーベル冥利に尽きます。
このMVを、「moon」が生まれた時から縁のある数字「128」にちなんだ
12/8に発表できることを嬉しく思います。
2018年12月8日
& records 畠山実