●Nick Duffy (The Lilac Time)、Satoru Ono、浜田夕起子(4 bonjour’s parties)、Dom Cooley、Hee Young Rhee参加
YOUTH-195
¥1,905 (without tax)
2012.11.21 on sale
解説:安永和俊(Office-Glasgow)
歌詞・対訳付
ファイスト meets ベル&セバスチャンとも称される
日本在住アメリカ人女性シンガーソングライター。
グラスゴーの奇才デイヴィッド・ノートンprod.による2ndアルバム。
ニュージャージー出身の女性SSW。09年、中尾憲太郎(ex-NUMBER GIRL、CRYPT CITY)監修のコンピ『kill your T.V.09』に参加、FUJI ROCK FESTIVALにも出演。7年ぶりとなる本作は、これまでにティーンエイジ・ファンクラブ、ベル&セバスチャンなどを手がけてきたデイヴィッド・ノートンによるプロデュース。バンド・メンバーである岸田佳也(トクマルシューゴ他)、堀越武志(ex-OCEANLANE)、Minminはもちろん、世界中からゲストが参加し、ケイトの世界を彩る。その中心にあるのはケイトの甘くて優しい、そして芯のある唄声。共演したリズ・フェアをはじめとするUSインディー歌姫の系譜、カメラ・オブスキュラなどタイムレスなグラスゴーの香りを、東京から世界に向けて発信する稀有な存在である。
comments
「ある朝会社や学校に行こうと外に出ると日差しがまぶしく空気もすがすがしい、なんだか
ちょっと自分を取り囲む空間が明るく見えて、世界が新しく感じる。そんな経験をしたこ
とはないだろうか? それは夕日が窓から差し込み暖かなオレンジ色の光を足元に感じた
時かもしれないし、街路樹の新緑がいきいきと風にそよいでいるのを見た時、あるいは恋
人と海辺を散歩しながら潮風の匂いをかいだ時かもしれない。でも、そうしたふとした瞬
間に自分のまわりにある世界がキラキラしていることに気づき、なんだかどこかで感じた
優しさと懐かしさが共によみがえってくる。そんな瞬間が人生には何度もあるはずだ。そ
して、そんな瞬間にもしサウンドトラックを付けるなら、このケイト・シコラのセカンド
・アルバム『Just Enough Space』がぴったりじゃないかと思う。なぜなら彼女のサウン
ドもそんな優しく素敵な瞬間に満ち溢れているからだ。」
安永和俊(Office-Glasgow)(ライナーノーツより抜粋)