LAを拠点に活動するJimmy Tamborelloによるテクノ・ポップ・ユニット。Strictly Ballroomで活動していたJimmyが、高校生の時に知り合ったDavidを中心に、Meredithと共にFigurineを結成する。Figurineは、「人形」を意味するFigurineをメンバーのファミリー・ネームとして使用し、80’sライクなシンセをバックに、ロボットやUFO、そしてデジタルな恋愛について歌うという、ディーヴォやクラフトワークに影響を受けた3人組テクノ・ポップ・バンド。1999年に1stアルバム『Transportation+Communication=Love』(blackbean)を、2001年に2ndアルバム『The Heartfelt』(march)をリリースしている。その後、Jimmyは、DntelやThe Postal Serviceとしての仕事が増え、Figurineは活動を停止する。そして、DntelやThe Postal Serviceの新譜が待たれていた2006年、突如として、James Figurine名義でアルバム『MISTAKE MISTAKE MISTAKE MISTAKE』をリリースする。これは、2001年にFigurineとして、Lali Punaと一緒に回ったドイツ・ツアーで、改めてテクノに目覚めたというJimmyの、彼なりの解釈によるテクノ・ポップの集大成。ゲストとして、Erlend Oye(Kings Of Convenience、Whitest Boy Alive)、Jenny Lewis(Rilo Kiley)、そして、Sonya Westcott(Arthur & Yu)等が参加している。Dntelの2ndアルバム『Dumb Luck』日本盤リリースの際に、2006年リリースの1stアルバムが、ボーナストラック2曲を追加収録して、スペシャル・プライスにてリイシューされている。