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STYROFOAM
スタイロフォーム

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1999年よりベルギーはアントワープで活動するアーネ・ヴァン・ペテヘムによる1人エレクトロ・ユニット。2000年、ドイツのMorr Musicからアルバム『Point Misser』にてデビュー。まさにMorrの真骨頂とも言うべき優しく温かなインディー・ポップ meetsエレクトロニカなサウンドが高い評価を得る。元々はインストゥルメンタルだったが、2nd『A Short Album About Murder』(2001年)、3rd『I’m What’s There To Show That Something’s Missing』(2003年)とリリースを重ねるごとに唄の比重が高まっていき、2004年リリースの4th『Nothing’s Lost』は、自身の声はもちろん、Death Cab For CutieのBen Gibbard、The American Analog SetのAndrew Kenny、Lali PunaのValerie Trebeljahr、Aliasなど多彩なヴォーカリストをフィーチャーした全曲唄ものアルバムに。その間、リミキサーとしても活躍し、mum、Tristeza、The American Analog Set、The Go Find、The Postal Service、Jimmy Eat World、The Free Designなどを手がける。同年にはレーベル・メイトであるISAN、レーベル・オーナーであるThomas Morrとともに来日ツアーを敢行。2006年にはヒップ・ホップ・グループFive DeezのメンバーであるFat Jonとのコラボレーション・アルバム『The Same Channel』をリリース。同ユニットで来日公演も行っている。このアルバム以後、Morrを離れSum 41、Josh Rouse、Datarock、The Submarines、Ladytronなどを擁するカナダの巨大音楽企業体であるThe Nettwerk Music Group傘下のNettwerk Recordsに移籍。ずっと1人で作業してきたベッドルームを抜け出し、LAのプロデューサー・チームWAX LTD(Sebadoh、The Folk Implosion、Eels、Muse、The Backstreet Boysらを手がける)と共同作業の結果生み出された5th『A Thousand Words』は、ヴォーカルにJim Atkins(Jimmy Eat World)、Blake Hazard(The Submarines)、Josh Rouseといった豪華なゲストも参加し、インディー・ロックとポップとエレクトロニカが見事にミックスされた作品となり、音楽的にもセールス的にも大きな飛躍を果たす。それから2年、Bloc PartyのKele のソロやOf Montrealのリミックスが話題を振りまく中、待望の6thアルバム『DISCO SYNTHESIZERS & DAILY TRANQUILIZERS』が完成(タイトルはElvis Costello の名曲「This Year’s Girl」の中にある一節 “those disco synthesizers/those daily tranquilizers”から引用)。同じくWAX LTDのWally Gagelとともに、ハリウッドにある修復されたばかりのTTGスタジオ(かつてはThe Velvet Underground、Neil Young、The Doors、Tim Buckley、Frank Zappa、Jimi Hendrixなどが使用)にて6週間かけて実験を繰り返しながらレコーディングとミックスが行われたという本作は、前作で完成させた”唄ものエレクトロニカ”をさらに発展させ、New Order、Kraftwerk、Depeche Mode、さらには黎明期のエレクトロ・ヒップホップやポストパンクへの深い愛情を包み隠さず、エレクトロニック・ミュージックとしての快感度を究極まで追求したアルバムとなった。まさに”タイムレスなエレクトロニック・アルバム”と呼ぶに相応しいこのマスターピースに、なんとPaul Cook(Sex Pistols)とAlan Myers (Devo)、そして盟友Jim Adkins(Jimmy Eat World)のドラムが花を添えている。2011年2月には待望の単独来日ツアーを成功させている。

RELEASE

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      STYROFOAM / DISCO SYNTHESIZERS & DAILY TRANQUILIZERS